菊池雄星、今季ワーストの4与四球も要所締め5回3安打無失点で4勝目
◆米大リーグ ブルワーズ0―3ブルージェイズ(11日・米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド) ブルージェイズの菊池雄星投手が11日(日本時間12日)、敵地のブルワーズ戦に先発。5回まで3安打、今季最多の4与四球も要所を締め無失点で、今季4勝目を挙げた。 6日のオリオールズ戦に白星を挙げ連敗を4でストップした菊池。初回からいつもと違って制球力に苦労し、1、2回に連続して無死一、二塁のピンチを招いた。1回は3番好打のイエリチをカーブで空振り三振、2死満塁もサンチェスをこの日最速の157キロの速球で詰まらせて三ゴロ。 2回は下位打線に回って9番テュラングを直球で空振り三振に仕留めるなど後続を断った。 3回にも1死一、二塁のピンチを招くもサンチェス、パーキンスを連続三振に封じた。4、5回は完全に立ち直って3者凡退に退け、97球投げストライク60球。防御率は3・26となった。 打線も2回スプリンガーの適時打で先制するなど2試合続けて菊池を援護していた。
報知新聞社