県内の中小企業の経営者が集い、経営課題の解決のヒントを探る「経営フォーラム」が平戸市で開かれました。 【写真】平戸市で県内の中小企業家が集う「経営フォーラム」開催

NCC長崎文化放送

「経営フォーラム」は、県内の中小企業の経営者が情報を共有し、課題解決の糸口を見つける場として、県中小企業家同友会が毎年主催しています。今年は平戸市で開催され、県内各地から約２００人の経営者らが集まりました。 人手不足や円安、資材の高騰などによって中小企業を取り巻く環境は厳しくなっています。 記念講演では、大阪府で産業用機械の部品や装置の製造を手掛ける「山田製作所」の山田茂会長が登壇。人手不足が深刻だった時期に、職場環境の改善や労使関係の見直しを通じて会社を再建した経験を語りました。 県中小企業家同友会・中村こずえ代表理事： 「色んな経営課題がありますけども、皆で連携して、協力しながら中小企業を引っ張って行こうと固い絆が出来たようなところが良かった」 参加者は、厳しい状況を乗り越え、企業の成長と地域経済を支えるための決意を新たにしていました。