三谷幸喜氏「役者として伸びる芸人」1位はまさかのポンコツ CMでの演技「もの凄くリアルで心打つ」唯一問題点も指摘
脚本家の三谷幸喜氏が、TVプロデューサー佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル「NOBROCK TV」に出演。「この人絶対に役者として伸びると思う芸人ベスト5」を選出した。 【写真】まさかのポンコツが心打つ「役者として伸びる芸人」 1位に選んだのは、バイきんぐ西村瑞樹。小峠英二の相方で、ボケを担当しているが、普段から「アドリブは一切ない」と小峠が書いた台本をそのまま演じていることを、堂々と表明しているポンコツ芸人として知られる。 しかし、三谷氏は「ボクはこの方はすごいと思っていて」と手放し。小峠と出演した洗剤のCMで才能に気付いたと話した。無人島から2人でイカダに乗って戻ってきて、汗臭いドロドロの状態を、生田斗真が洗剤で一気にシャワーで洗い落とすという内容。「この時の西村さんの演技が、ものすごくリアルなんですよ」と評価した。 「小峠さんはずっと小峠さんなんですよ。でも西村さんは命かけてやってる感じがすごいする。本当に漂流してきた人に見える。本気でウワーッてやってるところが、心を打つんです」と話した。 ただ、佐久間氏から「どんな役をやらせたい?」と聞かれると「西村さんは今現在、自分に役者の才能があるって気付いていない。興味がないような気もするので、気付いたら今後、彼が役者を目指し始めたら、色んな色がついてきちゃう気がする。今がピークかもしれない」と元も子もないことを語った。 佐久間氏は「コントで何も考えてないような怖い役がすごいうまいんですよ」と、素の西村の才能を理解した。