潮干狩り禁止地区で相次ぐ密漁、ドローンで“密漁者らしき”2人組を空から追跡
どこかに貝を隠していないか、手分けして捜索に当たる友岡さんたち。ドローンの映像を参考しながら、藪のなかまで捜索します。足跡を辿り、違法に採取された貝隠されていないか探しましたが、結局貝は見つかりませんでした。 帽子の男性ら2人は海上保安部に対し、「貝を放流した」と説明。2人は結局、おとがめなしとなりました。
県内ほかの地区でもドローン導入を検討
貝は見つからなかったものの、関係者はドローンの効果に手応えを感じていました。友岡さんはドローン導入について、「カメラでズームで照準を合わせて見ると、採っている行為が明確にわかる。活用することによって、大分そういう(密漁)行為は減るのかな」と語ります。 潮干狩り禁止地区で、後を絶たない貝の密漁。三重県漁連は、県内のほかの地区でもドローンの導入を進めるそうです。