現役世代などの保険料負担を年額1100円から5000円ほど安く!「高額療養費制度」の上限額を段階的に引き上げへ
FNNプライムオンライン
「高額療養費制度」の上限額が2025年8月から引き上げられることが決まりました。 「高額療養費制度」は、治療が高額になった場合、患者の負担を減らすため1カ月の医療費が上限額を超えるとその分が払い戻されます。 厚生労働省は、国の医療費が増加していることを受け、現役世代などの保険料の負担を抑えるため制度の見直しを検討し、2025年度予算を巡る大臣折衝で、2025年8月から上限額を引き上げることが決まりました。 年収約370万円から770万円の人は、8100円引き上げられ、上限額が1カ月8万8200円程度になります。 さらに2026年8月からは、年収の区分を細かくし段階的に上限額を引き上げるとしています。 見直しにより、加入者1人あたりの保険料は年額1100円から5000円ほど安くなるとみられます。
フジテレビ,社会部