増えるクレジットカード不正利用の手口とは?被害に遭わないための3つの対策
不正利用の被害に遭わないための対策3つ
クレジットカードの不正利用の被害に遭わないために、日ごろからできる対策を3つご紹介します。 ●カード利用時のプッシュ通知を利用する クレジットカードによっては、カード決済するとリアルタイムで、メールやアプリなどに決済に関する通知が自動で送られてくるサービスがあります。 身に覚えのない利用があればすぐに把握できるので、不正使用対策に効果的です。 ●利用明細を定期的にチェックする クレジットカードのWeb明細やアプリなら、最新の利用状況を確認したいときにいつでもチェックできて便利です。不正利用されていないか、定期的に確認すると良いでしょう。 紙の明細書よりも早く確認できるほか、個人情報が記載された書類を処分する必要もないので、不正利用対策に役立ちます。 ●メールやSMSに貼られているリンクを開かない 偽メールやSMSは、本物の企業やサービスを巧妙にまねて作られており、一見するとわかりづらいことが多いです。 内容や表記方法などに少しでも違和感を抱いたり、日本語がおかしいと感じたりしたときには、詐欺メールやメッセージの可能性が高いです。 怪しいと感じたときは、メールやメッセージ内に貼られているリンクは開かないよう注意しましょう。
まとめにかえて
インターネットの利用の拡大などに伴い、クレジットカードの不正利用が増加しています。 さまざまな手口で詐欺行為が行われており、完全に防止することは難しいかもしれませんが、ご自身でできるだけの対策は取っておきたいものです。 万が一不正利用があった場合は、クレジットカード会社の会員規約に基づき、補償を受けられるケースが多いです。 ご自身が加入しているクレジットカードの補償条件を確認し、もし不正利用が発覚した際には速やかにカード会社に連絡をしましょう。
参考資料
・一般社団法人日本クレジット協会「クレジット関連統計」 ・一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の発生状況」 ・一般社団法人日本クレジット協会「不正利用の現状」 ・警視庁「クレジットカード不正利用被害対策」 ・警察庁「フィッシング対策」 ・経済産業省「クレジットカード不正利用被害の状況について」
木内 菜穂子