2011W杯の伝説は語り継がれる 《21世紀最高の女子サッカー選手TOP25》に澤穂希も堂々選出
2011W杯決勝のインパクトは絶大
激闘に次ぐ激闘を制し、2011年の女子ワールドカップを制したなでしこジャパン。やはり当時のチームは特別であり、その中心にいた絶対的リーダーのMF澤穂希は女子サッカー界の歴史に名を刻むレジェンドプレイヤーと言える。 今回『ESPN』は「21世紀最高の女子サッカー選手TOP25」なるランキングを作成しているが、そこで澤は堂々11位に選ばれている。 最大のハイライトに選ばれたのは、やはり2011年のワールドカップだ。決勝のアメリカ戦では1-2とリードされた絶体絶命な状況の中、宮間あやのコーナーキックに澤が右足で合わせて土壇場で同点に。そのままPK戦へ持ち込み、見事に優勝を果たした。 「澤の飛び込んだタイミング、ボールタッチはまさに完璧だった。あのゴールは日本、澤にとって歴史の1つとなった。あの瞬間が彼女の功績と才能を物語っている」 このように紹介されており、澤は当時の大会でMVP&得点王、さらに同年にはバロンドールも手にした。今回のランキングで1位は女子ワールドカップ歴代最多得点者で、バロンドールを6度制しているブラジルのマルタが選ばれているが、澤もこのランキングにふさわしいレジェンドプレイヤーと言える。
構成/ザ・ワールド編集部