【長崎】五島でカンコロ餅つきが盛ん
NCC長崎文化放送
五島では年末年始に向けてカンコロ餅つきが盛んに行われています。五島市富江町の川口さんの家では、親族や友人などが朝早くから集まって作業をしていました。蒸して干したサツマイモを前日から水につけて戻し、せいろで蒸して餅と一緒にさらに蒸します。 【写真】【長崎】五島でカンコロ餅つきが盛ん
作業している人は:「蒸し加減が一番大事ですね、蒸し過ぎると餅がべちゃべちゃになってしまう」 砂糖やヨモギと混ぜ合わせ、機械を通すとカンコロ餅の出来上がりです。約280グラムずつ棒状に整えて並べていきます。材料や分量は家ごとに違い、中には水あめやショウガ、ごまなどを加えるところもあるそうです。つきあがったカンコロ餅は、都会で暮らす家族や親戚などにも送るそうです。五島では、年の暮れにはお供え用の餅をつき、年越しのそばを打って新年に備えます。
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