アイジー工業が「山形県J-クレジット」購入。全社CN化推進へ
アイジー工業(本社・山形県東根市、社長・森安弘氏)は4日、山形県と売買契約を結び、山形県が運営・管理する「やまがた太陽と森林(もり)の会」が取得したJ―クレジットを購入した。 今回購入した山形県J―クレジットは、全社カーボンニュートラル(CN)化を目指す中で省エネルギーを進めながらも削減しきれないCO2排出量部分のオフセットに活用する。同社は「拠出したクレジット購入資金が、山形県内の環境保全事業への支援、山形発の地球温暖化対策への一助になると期待している」と話している。 アイジー工業は23年1月に「IG―CN2050宣言」を発表。2050年ネットゼロ達成(Scope1―2対象)を目指したCN活動を推進し、同年12月に山形県内全事業拠点のCN(Scope1―2)を早期達成した。今後は目標の前倒しを図り、25年までに茨城県の事業拠点や全国の営業拠点を含む全社でのCN化を目指す。