クレベルの挑戦に平本蓮「最高」とアンサー

　12月31日（火）さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技イベント『RIZIN.49』の対戦カード発表記者会見が、5日都内にて行われ、［RIZINフェザー級タイトルマッチ（5分3R 66.0kg）］で、王者・鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）vs挑戦者クレベル・コイケ（ボンサイ柔術）が決定した。 　大晦日は鈴木と平本のタイトル戦とも見られていたが、挑戦者はクレベルとなった。 　クレベルは会見で「鈴木千裕に勝って来年、平本蓮」との発言に、平本は自身のXで「クレベル最高、大晦日最高の試合を楽しみにしてます」とエールを送った。 【フォト＆動画】鈴木千裕のパンチに平本蓮がフラッシュダウン！鈴木は拳を骨折 　平本と鈴木は22年3月『RIZIN LANDMARK vol.2』で対戦。序盤から打撃戦の中、鈴木が平本からフラッシュダウン。2R、3Rには組み力を生かして、平本を寝かせ総合力で勝利。しかし勝利の代償として両拳を骨折していた。 　以降、MMA戦で勝利を重ねた平本、7月の朝倉未来戦勝利後、解説席にいた鈴木に対し「次はお前だ」というジェスチャーを見せ、それに鈴木が激怒しテーブル上にあったペットボトルをリング上の平本に投げつけるなど騒動になっていた。 　今回は現王者鈴木と、元王者クレベルの戦いとなったが、クレベルは会見で「鈴木千裕に勝って来年、誰でもいい。例えば平本蓮、待ってます」と発言した。 　平本は大晦日出場はあるのか。榊原代表は会見で「平本の拳の怪我の状態がよくない。大晦日まで準備が整うのか」と語り、さらに平本には「鈴木とクレベルの勝者といきなり対戦はない。王座を見据え、次をマッチメイクする。年末は難しいかもしれないが来年とかで」と回答。朝倉未来戦の拳の骨折が治り切ってはいないようだ。平本の大晦日参戦は厳しそうだが回復に期待したい。