【阪神】岡田彰布監督、目標の連覇を逃した今年一番の誤算を説明「打てんかったことや前半」…一問一答
◆JERAセ・リーグ ヤクルト7―2阪神(28日・神宮) 阪神・岡田彰布監督が、リーグ連覇を逃した一番の誤算を分析した。巨人が広島に勝利して優勝を決め、阪神はヤクルトに敗れて痛恨の3連敗。唯一無二の夢が消えた試合後、指揮官た淡々と1年を振り返った。 以下、監督の一問一答。 ―ビーズリーは。 「びっくりしたよ。あんな倒れるから」 ―大丈夫というからいったと思うが。 「そや。もうええのにとは思ったけど。もうなあ、本人がいく言うんやから」 ―実際リズムを乱して。 「そらもう、全然ちゃうかったやろ。一塁のカバーもなあ。ちょっとお前、無理せんでええのに。もう」 ―2点まで追い上げて分からなかったが、その後の1点が。 「そら投げるピッチャーがそらな。しょうがない。3ランで」 ―2回のライナーゲッツーは戻ってほしい。 「いや、ゴロゴーやから、戻れんやろ。そんなの。そんなん戻られへんよ。いけへんのやったら、戻らなあかんけど。指示が。いけのサインやねんから、そら無理やろ。左ピッチャーやのに、そんなん。ゴロゴーのサインで、ライナー打つのがアカンわな(笑い)」 ―巨人が勝った。9月最後まで粘った。 「粘りというかな、やっぱり、甲子園の2戦目やな、あそこのゲームやな。今年を象徴してるような、な、そういう負け方やったんもな」 ―開幕前から巨人を一番警戒していた。 「その通りやんか。なんで?分析しとったんや」 ―今年一番の誤算は? 「打てんかったことや前半の。まあチグハグもなあ、そらもういっぱいあるよ、そんなのは。エラーにしてもそんなのは」 ―しのいでここまできた。客席からも岡田監督のコールがあった。 「うん。まあそらお前、勝ちにいくけど勝負ごとやから、そらお前、負けることも、そんなのお前、全部なあ、そんなの。そうやったら全部毎年優勝できるよ、そんなの簡単なことやったらそら。どこの球団もそうやんか、そんなの。それに向かっていってるわけやからの、スタート切ってるわけやから。そんなの1つの球団しかうまいこといけへんねんから、6つ球団あって」 ―巨人の良かったところ。 「そんな良くっていうか…なあ。やっぱり菅野やろ、結局は。菅野で貯金あんだけつくったいうのが大きいよ。そら去年からの一番の違いは菅野の勝ち星と貯金やんか。そこに尽きるよな、結局」 ―ポストシーズンがある。 「そらまあこれからやんか、おーん。そんなん、またこれからどうなるか分からへんやん、おーん」 ―9月に入って打線は上向き。 「いやいや、そらお前、9月が上向いて10月があかんようになるかも。そんなんお前、打線なんかそんなんお前、ずっと調子ええことはないわけやからな。短い周期でそんな変わるやんか」
報知新聞社