冬の小さな太陽・金柑を召し上がれ 酸味と甘み、苦みがクセになる! 【大将季と春姫のパフェ】が登場
先進国の中で、一人当たりの果物消費量が最低水準と言われている日本。欧米諸国の3分の1程度とも言われているほど低い水準なのだとか。 【画像】「大将季と春姫のパフェ」は見た目にも華やか。 四季折々の景色を楽しむように、その月ごとに旬を迎える果物を楽しんでほしい。 そんな思いを込めて、果物の恵みで私たちの生活を豊かにしてくれる日本橋 千疋屋総本店で提供されている旬のフルーツをご紹介します。 今回のテーマはころんとしたフォルムがキュートな冬の果物・金柑です。
小さな実の中にビタミンCはじめ栄養たっぷり! 完熟はまるごと食べてみて
優しい甘みと酸味、ほのかに感じる苦みが特徴の金柑(きんかん)。一番小さな柑橘類で、皮ごと食べられます。 漢方薬として喉の痛みや痰を抑える効果を持ち、のど飴の原料としてもおなじみですよね。 日本でも長く愛されていて、鎌倉~室町時代には原産地である中国から輸入されていたようです。 生産地の1位は宮崎県。他、鹿児島県や和歌山県といった温暖な気候で栽培されます。2月はまさに旬! 甘露煮のイメージがあるかもしれませんが、最近の金柑は糖度が高くなり、完熟ならば生で丸かじりできます。ビタミンCを筆頭にカルシウムやビタミンEといった、体に重要な栄養を逃すことなく摂れることも魅力。 色つやが良く、皮のキメが整ったものを選びましょう。持った時に重さを感じるものがおすすめ。 冷暗所で保管し、冷蔵庫なら1~2週間は保存できます。ただ、やはり買ってすぐに食べてしまうのがベストです。
柑橘のおいしさがぎゅっと詰まった「大将季と春姫のパフェ」が登場
千疋屋総本店 日本橋本店2階のフルーツパーラーでは、「大将季と春姫のパフェ」が期間限定で登場しています。 鹿児島・南さつまの完熟金柑である「春姫」は糖度16度以上、全体が濃いオレンジ色をしたLサイズ以上の金柑のみに与えられるブランドです。ハウスで大切に育てられた、まさにお姫様の金柑! 清見とポンカンの交配から誕生した不知火の品種である「大将季」と合わせ、パフェに仕立てました。 サーブされた瞬間に、柑橘の香りが辺りに広がります。トップにはカットされた大将季と、フレッシュな春姫が美しく飾られ、その下にはスパークリングワインのシャーベット。パフェグラスの中には金柑の断面がかわいらしい春姫のコンポートとオレンジのシャーベットが並びます。 さらに濃厚なヨーグルトアイスを重ね、最後は大将季の果汁が登場します。今回、定番のホイップクリームはあえて使われていません。それによって、柑橘のさわやかな香りと甘さ、みずみずしさを存分に味わえるのです。 まず、春姫の甘さにびっくり。コンポートとフレッシュでは、食感の違いもポイントです。それぞれ素材の味が活かされたさっぱりとしたシャーベットやアイスにジューシーな果汁が混ざり合い、まるでカクテルを楽しんでいるよう。大人のマリアージュが楽しめます。