【パリ五輪】レスリング 高松市出身の日下尚選手金メダル 地元は歓喜…県出身者個人「金」は初【香川】
パリオリンピックレスリング男子で、香川県勢が快挙です。高松市出身で初出場の日下尚選手が、8月8日未明、グレコローマンスタイル77キロ級で金メダルを獲得しました。 (中村香月記者) 「パリオリンピック悲願の金メダルへ!レスリング日下尚の地元、高松市から大きなエールが送られます」 高松市では未明にも関わらず大西秀人市長など100人近い応援団が集まりました。「銀では帰れない」と語っていた日下。第1ピリオドではカザフスタンのデメウ・ジャドラエフに、2ポイントを先行されます。 リードを許した日下。第2ピリオドでは積極的なプレーで4点を奪って4対2と逆転すると、後半も果敢に攻めて5対2で勝利。初出場ながら金メダルに輝きました。 (日下選手の後輩) 「格好良かった。尚さんを目指してこれからも頑張る」 (小学校時代のコーチ) 「やりましたね!本当にうれしい。夢のよう。帰ったらギュっとしてあげる」 (日下尚選手) 「最高に楽しい6分間だった。オリンピックにあこがれてレスリングを続け、優勝できたことはまだ現実感がわかない」 香川県出身者で、オリンピックの個人種目での金メダルは初めてです。
岡山放送