「このホールで、しっかり噛みしめて演じたい」子どものころ憧れた舞台に上がり 劇団四季「キャッツ」底抜けに明るい鉄道猫を演じる俳優の思い
■田邊さん「キャッツは戻っくる場所」 この会場で初めてキャッツを見てから21年、いよいよ舞台に上がります。 「キャッツ」は都会のゴミ捨て場で24匹の猫たちの生き様を描いたミュージカル。これまでの入場者は全国で1100万人を超える劇団四季のヒット作品です。 スキンブルシャンクスの見せ場はミュージカル後半です。 スキンブルシャンクスの唄 「思い出を道連れにしてゴトゴト揺られて」 そして、カーテンコール、この日も1400人の満員の観客から拍手が鳴りやみませんでした。 観客 「今日初めて見たんですけど、歌も踊りも凄くて人間なのにほんとに猫みたい」 「黄色い猫がめちゃくちゃ甘えていたり歌が上手だったです」 「(好きな猫は?)スキンブルシャンクスです。小さいころスキンブルシャンクスの唄をやって、きょう初めて見て好きだと思った」 田邊祐真さん(広島初演を終えて) 「みんな笑顔で楽しんでくださってるのが伝わって励みになるなって思いました。当時の僕みたいな子がね、出てくるかもしれないので、それも楽しみにがんばっていきます」 田邊さんにとってキャッツとはどんな存在なのでしょうか? 田邊祐真さん 「戻ってくる場所ですね。色んなところに他の作品に行っても戻ってこられる素敵な作品。日々進化して、自分も進化して残していけたらいいなと思います」 劇団四季「キャッツ」のロングラン公演は、来年2月23日まで上野学園ホールで開かれます。
中国放送
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