レトロな商店街で楽しむ定期市「福知山ワンダーマーケット」、8年の歴史に幕
実行委と大学生 準備を進める
京都府福知山市の新町商店街で2016年から続いてきた定期市「福知山ワンダーマーケット」が22日の開催をもって終了する。「最後までみなさんと一緒に楽しみたい」と主催する実行委員会のメンバーやスタッフの福知山公立大学生たちが、準備を進めている。 レトロな商店街の魅力を活用して、にぎわいを作り、空き店舗の解消につなぐことができればと、市民らでつくる実行委員会が中心となってスタートさせたもので、以降は定期的に開き、地域に浸透してきた。 最後の定期市は「さようなら福知山ワンダーマーケット、ありがとう新町商店街」と題して22日午前10時から午後3時まで開催。雑貨系、飲食系など過去最多の73ブースが並ぶほか、午前10時30分からと午後2時からの計2回、クリスマスライブがある。
スタンプラリーでエコバッグを贈呈
また8周年の感謝の気持ちを込めて、スタンプラリーをする。5店舗で各500円以上の買い物をしてシールを5枚集めると、オリジナルエコバッグをプレゼント。先着300個を用意しており、なくなり次第終了する。 実行委員会の代表を務める倉寿和さん(30)は「寂しい思いもありますが、商店街ににぎわいを作れたと思います。当初、ワンダーを彩った懐かしい出店者さんも久しぶりに出てもらいます。最終回なので、ぜひ多くの方に足を運んでもらえたらうれしいです」と話していた。