全米オープン

柴原瑛菜[写真/ゲッティイメージズ]

テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は日本時間21日（現地20日）、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク218位の柴原瑛菜が同173位のK・ザヴァツカ（ウクライナ）を6-0, 2-6, 6-4のフルセットで破り、予選2回戦進出を果たした。 【柴原 瑛菜 選手詳細情報】 3試合に勝利すると26日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。 26歳の柴原が四大大会シングルスの予選に出場するのは今回が初となった。 予選1回戦の第1セット、サービスゲームが安定しない24歳のザヴァツカに対し柴原は1ゲームも与えず、わずか22分で先行する。 続く第2セット、第1ゲームでいきなりブレークを許した柴原は直後の第2ゲームでブレークバック。しかし直後の第3ゲームから4ゲームを連取され1セットオールに追いつかれる。 迎えたファイナルセット、1ブレークダウンとなりゲームカウント3-4とリードされた柴原。それでも直後の第8ゲームでブレークを返すと3ゲームを連取し1時間50分で勝利した。 勝利した柴原は予選2回戦で世界ランク192位のF・ジョーンズ（イギリス）と対戦する。ジョーンズは予選1回戦で第5シードのR・マサロヴァ（スペイン）を6-1, 2-6, 7-6 (10-6)のフルセットで下しての勝ち上がり。 なお、今大会には柴原の他に予選第4シードの本玉真唯、世界ランク156位の齋藤咲良、同157位の日比野菜緒の日本勢女子3選手が出場。本玉は同183位のA・チホノワを、日比野は予選第14シードのA・トドーニ（ルーマニア）を下し初戦突破。齋藤は同214位のI・シマノビッチに屈し初戦敗退となった。