なりわい再建に向け一歩を…地震で甚大な被害受けた輪島港 11/6のズワイガニ漁解禁に合わせ漁を再開へ
石川テレビ
なりわい再建への第一歩です。甚大な被害を受けた輪島港では来月6日のズワイガニ漁解禁に合わせて漁を再開することを決めました。 これは27日開かれた輪島市底引組合の会合で決まったものです。海底が隆起するなど甚大な被害を受けた輪島港では所属するおよそ200隻の船のほとんどが漁を行えない状況が続いています。 これまでに港では浚渫工事などが行われ先週、物揚げ場が仮復旧したことで漁に出られる準備が整ったことから組合は来月6日に解禁となるズワイガニ漁を行うことを決めました。組合では水揚げする量や時間を短縮するなどの制限を付けた上での再開としました。 漁師からはこんな不安の声も… 輪島市底曳組合 沖崎勝敏組合長: 「水揚げのベルトコンベアーについてどうなるか人手もいるようになるし。漁に出る前からカニが安いと聞いている。」 来月10日に解禁されるタラ漁も制限付きで行われることが決まっていて試行錯誤をしながらなりわい再建に向けた一歩を踏み出します。
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