3年生は海外で化石の発掘調査も 県立大学の恐竜学部はフィールドワークを重視
FBC福井放送
今年4月から新しく開設される県立大学の「恐竜学部」では、海外の発掘現場でのフィールドワークもカリキュラムに取り入れ、国際的な視野を持つ人材を育てます。 県立大学の恐竜学部は、恐竜化石の研究や、地質・古代の気候など自然科学を学べる学部で、総合型選抜の入学試験では全国から出願が殺到し、倍率が10倍を超えるなど注目を集めています。 カリキュラムの特徴の一つがフィールドワークで、1年生から、恐竜化石が出ている勝山市北谷町の発掘現場で調査を行うほか、3年生からは海外で発掘調査も行い、国際的視野を持つ人材の育成を目指します。 また大学では、1メートルを超える化石を撮影できる大型のCTを導入する予定で、デジタル技術を活用した最先端の設備で研究を進めます。