トヨタ自動車は2区鈴木芽吹、3区太田智樹で連覇へ!Hondaも2区小山直城、3区伊藤達彦を登録 GMOは1区に吉田祐也を投入/ニューイヤー駅伝
◇第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km) ニューイヤー駅伝の区間オーダーをチェック! 第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の区間エントリーが12月30日に発表された。 連覇を狙うトヨタ自動車は1区に吉居大和、2区に鈴木芽吹とルーキーを並べ、3区にパリ五輪10000m代表・太田智樹。前回は2区・太田から一度も首位を譲らぬ盤石継走を見せており、その再現なるか。 後半も12月のオレゴン世界選手権マラソン代表・西山雄介が5区に入るなど盤石の体制を整える。 2年ぶり王座奪還を期すHondaは2区にパリ五輪マラソン代表・小山直城、3区にエース・伊藤達彦を登録。5区に5年連続でパリ五輪3000m障害代表・青木涼真が入り、こちらも充実の布陣となった。 優勝候補に挙がる旭化成、富士通も充実のオーダー。旭化成は相澤晃が補欠に回ったものの、パリ五輪10000m代表・葛西潤が3区、ベテラン・大六野秀畝が5区に控え、6、7区は10000m27分台の齋藤椋、井川龍人で20年以来の頂点を目指す。 富士通はマラソン、10000mの日本記録保持者である鈴木健吾と塩尻和也が2、3区に登録。5区からも横手健、浦野雄平、東京五輪5000m代表・松枝博輝と強力布陣で4年ぶり優勝へ挑む。 初優勝へ勢いに乗るGMOインターネットグループは、1区に12月の福岡国際マラソンを日本歴代3位の2時間5分16秒で制した吉田祐也を登録。吉田が1区から独走態勢を築き、初Vを飾った東日本の再現なるか。2区・今江勇人、3区・鈴木塁人、4区のジャコブ・クロップの走りがカギを握りそう。 前回4位の黒崎播磨は2区に細谷恭平、同5位の三菱重工は2区にブダペスト世界選手権マラソン代表・ 山下一貴、井上大仁、同6位のKaoは2区にマラソン日本歴代2位(2時間5分12秒)を持つ池田耀平とエース格をしっかりと登録し、さらなる上位を狙う。 このほか、中部実業団駅伝でトヨタ自動車を抑えて優勝したトヨタ紡織は、その立役者となった羽生拓矢が2区に登場。関西王者のSGホールディングスは1区・佐藤一世、2区・近藤幸太郎で2年ぶり入賞を目指す。 また、パリ五輪マラソン6位入賞の九電工・赤﨑暁は2区、同3000m障害8位のSUBARU・三浦龍司は1区に登録された。1区には5000mで世界選手権2大会連続出場中の住友電工・遠藤日向も入り、序盤から国内トップランナーたちが熱走を見せそうだ。 大会は2025年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁前をスタート、県内を反時計回りに1周して再び県庁前にフィニッシュする7区間100.0kmのコースで開催。TBS系列で午前8時30分から生中継される。
月陸編集部