ナ・リーグ新人王はパイレーツの右腕スキーンズ ドラフト全体1位選手として史上5人目 カブス・今永昇太は4位
◆ パイレーツ史上2人目の新人王獲得 現地時間18日、MLB機構が2024年シーズンの最優秀新人選手を発表。ナショナル・リーグはピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズ投手(22)が選出された。 昨季ドラフトで全体1位指名を受けたスキーンズは、今季5月にMLBデビュー。7月のオールスターゲームではナ・リーグの先発投手を務め、「ドラフト全体1位指名選手が翌年のオールスターゲームに出場」というMLB史上初の快挙を達成した。今季23先発で11勝3敗、133回を投げて防御率1.96、170奪三振をマーク。オールMLBファーストチーム、サイ・ヤング賞ファイナリストにも選出された。 パイレーツの選手が新人王を獲得するのは2004年のジェーソン・ベイ以来、球団史上2人目。全体1位指名選手としては2015年のカルロス・コレア(当時アストロズ)に続いて史上5人目の快挙となった。ア・リーグ新人王のルイス・ギル(ヤンキース)とともに、先発投手が両リーグの新人王に選出されるのは1981年以来、43年ぶりだった。 スキーンズは記者30人のうち23人の1位票を獲得。対抗のジャクソン・メリル(パドレス)に残り7人の1位票が入り、全ての記者がスキーンズとメリルに1・2位票を投じた。ジャクソン・チョウリオ(ブリュワーズ)が26人の3位票を集めて3位、今永昇太(カブス)が残り4人の3位票を得て4位に入った。
BASEBALL KING