人気急上昇!? J2観客数アップ率ランキング4位。ファンが再び熱狂!? 近年の躍進で人が戻っているのは?
明治安田J2リーグは後半戦に突入し、横浜FCが首位に立っている。好調でファンの期が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ2リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第25節終了時点)
4位:ヴァンフォーレ甲府 本拠地:JITリサイクルインクスタジアム 収容可能人数:1万5853人 2023シーズン1試合平均:7485人 2024シーズン1試合平均:8851人 前年比:118.25% ヴァンフォーレ甲府は、8位で終えた2023シーズンのJ2リーグで1試合平均観客数が7485人だった。今シーズンはここまで8851人の平均観客数で、前年比118.25%となっている。 開幕からリーグ戦で好調を維持している今シーズンの甲府は、ホーム開幕戦となった第3節の栃木SC戦で、9476人の観客が本拠地のJITリサイクルインクスタジアムを訪れた。第9節の清水エスパルス戦では1万4268人、第13節の大分トリニータ戦では1万1366人が入っている。今シーズンは観客数が7000人を下回る試合がなく、安定して多くの観客が入っているクラブだ。 2008シーズンから3年連続でJ2リーグで1試合平均1万人超えを達成していた甲府は、その後観客動員数を減らしていた。それでも、2022年の天皇杯で優勝し、翌シーズンに出場したAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではベスト16進出も果たし、ピッチで結果を出すことで、ファンを呼び戻している印象だ。 ただ、シーズン序盤はJ2リーグの首位に立っていたこともある甲府が現在は14位に位置している点は気になるところだ。ファンの熱意を維持するためにも、ピッチで結果を出したいところだ。
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