沖縄・石垣島に珍鳥、黄色い腹が特徴 撮影者「近年は観察記録が減少、絶滅心配」
【石垣】石垣島フィールドガイド「SeaBeans」の小林雅裕さん(50)は11月25日、県内での観察例がほとんどない珍鳥「シマアオジ」1羽を撮影した。 【写真】石垣島に飛来した愛鳥家に人気のあるナンヨウショウビン 雄の若鳥とみられる。ホオジロの仲間でスズメほどの大きさ、黄色い腹が特徴。石垣島への飛来は2009年12月、21年10月に次いで3例目とみられる。 小林さんは「シマアオジが島しょに渡来することはまれで、冬羽の雄の記録は非常に少ない。北海道で少数が繁殖していたが、近年では観察記録が減少し、絶滅が心配されている」と話した。(政経部・福元大輔)