マレーシア初の国産EV実現へ、プロドゥアが次世代EV「eMO-2」発表
マレーシアの自動車メーカーのプロドゥアは、クアラルンプールで開催中の国際モビリティショー2024(KLIMS 2024)において、次世代EVのプロトタイプ『eMO-2』を発表した。
eMO-2は、プロドゥアが2023年に開始したEVプロジェクトの最新モデル。このプロトタイプは、21世紀的な美学とマレーシアの独自性を融合させた洗練されたスタイリングが特徴だ。
車体デザインには、マレーシアの伝統的な織物「ソンケット」のモチーフが取り入れられており、LEDライトと組み合わせることで全体的な調和を生み出している。この独創的なデザインアプローチにより、eMO-2は現代的な外観と文化的アイデンティティを両立させることに成功している。
プロドゥアは今回のKLIMS 2024において、eMO-2に加えて『アティバ・フューズ』のコンセプトカーも展示している。さらに、同社の30年にわたる歴史を振り返る展示も行っており、来場者はプロドゥアのブースで同社の過去と未来を体験することができる。
ペロドゥアによると、eMO-2は、マレーシア初の国産EVの実現に向けた重要な一歩になるという。持続可能なモビリティの未来を見据えつつ、マレーシアの文化的要素を取り入れた独自のデザイン哲学を追求している。
プロドゥアは今後、eMO-2の量産化に向けた開発を進めていく。
レスポンス 森脇稔