井岡一翔が26日プロ初陣の後輩・吉良大弥に太鼓判「今後に関わる良い経験。試合楽しみ」
プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(35=志成)が23日、羽田着の航空便で米ラスベガス合宿から帰国した。7月7日、東京・両国国技館でIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との2団体王座統一戦を控え、師事するイスマエル・サラストレーナーのジムで約1カ月間、スパーリング中心の合宿を積んできた。同合宿には今月27日、東京・後楽園ホールで開催される行LifeTimeBoxingFights21大会でプロデビュー戦を控える同門でアマエリートの吉良大弥(20=志成)も参加。井岡は「状態も良いし、今後に関わる良い経験だったから試合が楽しみ」と期待の後輩の仕上がりに太鼓判を押した。 吉良は東京農大の後輩で世界ユース選手権5位などの実績を誇るアマエリート。井岡自ら勧誘した期待のルーキーは同興行のセミファイナルでコムサン・カエウルエアン(タイ)とスーパーフライ級6回戦に臨む。吉良のコンディションについて「最後の週にスパーリングもバッチリとやってたし、デビュー戦なのに、ラスベガスの完璧な環境で、トレーニングと準備ができたという経験が何よりもでかい」と解説していた。