箱根駅伝7回優勝の青学大・原晋監督が会長を務めるアスリートキャリアセンターと桑名市が連携協定
今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(57)が会長を務めるアスリートキャリアセンターと三重・桑名市が4日、包括連携協定を締結した。地域移行が進む中学校部活動の指導者育成、地域におけるスポーツ環境の構築、広報活動などついて連携する。この日、桑名市役所で伊藤徳宇(なるたか)市長(47)と、原監督の代理としてアスリートキャリアセンター企画部の大杉柊平氏(28)が出席し、締結式を行った。 アスリートキャリアセンターは、青学大陸上部と共同開発したカリキュラムによるスポーツ指導者育成を実施しており、修了者に「ACC認定クラブコーチ」の資格を授与している。原監督は「例えばサッカーや野球の経験者のおじさんたちは中学生に対して自分がやってきたスポーツの技術は教えられると思います。しかし、それだけでは部活動の指導はできない。チームマネジメントや最新のスポーツ科学などの知識が必要です。若いアスリートたちのために、意欲ある指導者に青学大駅伝チームのメソッド(手法)を伝えています」と原監督は力説している。
報知新聞社