カブス鈴木誠也、MLB平均超えの“速球”ハードヒット率60%!19号2ランで2年連続20号に王手 チームは待望の貯金「1」
カブスの鈴木誠也が現地時間8月27日(日本時間28日)、敵地でのパイレーツ戦に「3番・DH」で先発出場し、4回に19号2ランを放った。5回にも右翼への安打を放ち、4打数2安打2打点と活躍。チームは9-5で勝利している。 【動画】速球に強い!鈴木誠也が右翼ポール際へ同点19号2ランを放つ 鈴木は0-2で迎えた4回無死二塁の第2打席、カウント3-1から5球目の外角低め154キロのストレートを振り抜いた。打球は右翼ポール際へ伸びてそのままスタンドイン。24日(同25日)のマーリンズ戦以来となる3試合ぶりの一発は同点2ランとなった。 米国の『Inside Edge社』はXで「セイヤ・スズキは昨シーズン以来、速球に対するハードヒット率が60%(191/319)で、MLBで5番目に高い。リーグ平均:48%」と伝えている。ハードヒット率とは、全打球における強い打球の割合を示す指標のことで、打球の初速が95マイル(時速約153キロ)以上の打球速度であることを示している。 鈴木は昨季、日本人右打者では初となるシーズン20本塁打をマーク。この日の一発で2年連続20本塁打に王手をかけた。 試合はカブスが鈴木の一発を皮切りに4回に一挙5点を入れると、5回にも4点を追加。9-5で勝利を収め、これで67勝66敗となり、5月28日以来の貯金「1」となった。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]