【選挙に行こう】模擬選挙を体験 喜多方桐桜高で福島県選管委が講座
高校生に選挙の大切さを学んでもらう福島県選管委の出前講座が17日、喜多方市の喜多方桐桜高で開かれた。3年生約100人が模擬選挙や講話を通し、選挙の仕組みを理解した。27日投開票の衆院選に向け、「必ず投票に行く」との声も聞かれた。 福島民報社の浦山文夫新聞講座推進本部長が講師を務めた。10代、20代の投票率が低い傾向にある実態を説明し、「選挙の主役は皆さんのような若い人たち。よりよい社会を築くために投票に行こう」と呼びかけた。生徒は実際の選挙で使われている記載台や投票用紙、投票箱を使い、模擬選挙を体験した。 4月に18歳になった阿部輝さんは「政策が分かりやすく、自分の考えに近い候補に投票したい。身近な大人である両親の考えも参考にする」と話していた。来春から社会人になる物江瑛大さん(17)は「しっかりと政治に関心を持ち続けたい」と語った。