【天皇賞春・厩舎直送】8歳馬シルヴァーソニックが巻き返しへ意欲 「京都自体に悪いイメージはないので。上積みがありますから…」
[GⅠ天皇賞・春=2024年4月28日(日曜)4歳上、京都競馬場・芝外3200メートル] 全休日22日朝、馬房から涼しげな表情をのぞかせていたシルヴァーソニック(牡8・池江)。長期休養明けをひと叩きされた効果は十分のようで、いい意味で馬体がふっくらとしている。 「(前走後)体つきが良くなりましたし、稽古も動けています。今のところは順調です。ついてほしいところに肉がついてきました。しっかりとエサも食べています」 池本助手が上昇気配を口にする。前走のGⅡ阪神大賞典は11着。久しぶりの分、最後は息切れしたが、叩き2走目の今回は最後の伸びが違ってくるだろう。長距離戦は得意で、昨年の当レースは3着。反撃の場面が期待できる。 同助手は「京都自体に悪いイメージはないので。上積みがありますから期待していますよ。内々で我慢する競馬ができれば。前に1頭、馬を置く形なら落ち着いて走れると思いますので」と巻き返しへの意欲をにじませた。
東スポ競馬編集部