「一度は使われなくなった楽器たちが輝いていた」音楽教育の普及めざす女子大生がウガンダで出会った子どもたち
2023年2月に帰国した麗里香さん。大学や近くの小中学校に呼びかけて集めた鍵盤ハーモニカやリコーダーなどあわせて70個をウガンダへ贈りました。不足していた鍵盤ハーモニカのホースも贈り、今ではすべての子どもたちに行き届いていると現地から連絡があったといいます。 麗里香さんは、今後もこの音楽塾が継続し、子どもたちに楽器が届くように支援を続けていきたいと話します。 「今もSNSで子どもたちや先生と交流しています。現地での信頼関係を築くことができたからこそ、みんなの声や困っていることを聞き続けたいと思います。これからも密に要望を聞き取りながら子どもたちの手に楽器が届くようにしていきたいです」 (取材・文 / 津野紗也佳)