リング復帰のヴァージル・オルティスJrが次戦に王座戦を要求 | ボクシング
およそ1年半ぶりのリング復帰を勝利で飾ったヴァージル・オルティスJrが、次戦に王者との戦いを要求した。
日本時間1月7日、およそ1年半ぶりのリング復帰を果たしたヴァージル・オルティスJrは、フレドリック・ローソンを1ラウンドTKOに下し、余裕の勝利を手にした。 スーパーウェルター級初戦でキャリア20度目のKO勝利を挙げた直後、この無敗のボクサーが次戦に要求したのは、スーパーウェルター級の王者の一人だった。 「戦いたいボクサーはたくさんいるが、皆がこの試合を楽しみにしてることはわかってる。だから、ティム・チュー、リスペクトを込めて言うが、キミと試合がしたい」米国・ラスベガスのヴァージン・ホテルズ内「ザ・シアター」で行われたこのイベントで、勝ち名乗りを上げたオルティスは語った。「キミはものすごいファイターだと思っている。この一戦を実現させようじゃないか」 さらにオルティスは次のように付け加えた。「俺は本気だよ。俺は常に競争していたいタイプなんだ。最高の相手との闘いを望んでいる」 これに対し、オルティスのプロモーターであるゴールデンボーイ・プロモーションズのオスカー・デ・ラ・ホーヤは、ティムの地元オーストラリアまで出向きWBOスーパーウェルター級王者に挑む用意があると力強く語った。 ティム・チュー自身も、X(旧ツイッター)を通じてオルティスとの対戦を望んでいることを明かした。 WBO世界王者のチューは、24戦全勝(17KO)とキャリア無敗を維持している。昨年10月にブライアン・メンドーサに3-0の判定勝ちを収め、WBOスーパーウェルター級の新世界王者に輝いた。
Mark Lelinwalla