連覇のキーマンに? 阪神、今季要注目の戦力6人
西純矢
・投打:右投右打 ・身長/体重:184cm/98kg ・生年月日:2001年9月13日 ・経歴:創志学園高 ・ドラフト:2019年ドラフト1位 2023年はブレイク候補に名前が挙がりながらも、低調なシーズンを過ごした西純矢。2024年こそは先発ローテーションへの定着が期待される。 創志学園高では2年夏の甲子園で16奪三振完封勝利をマーク。3年時は聖地の土を踏めなかったが、高校日本代表に選出されるなど大きな注目を集め、2019年ドラフト1位で阪神タイガースに入団した。 高卒2年目の2021年にプロ初勝利を記録。翌2022年は14試合(77回1/3)を投げ6勝3敗、防御率2.63とブレイクを予感させる数字を残した。 ところが、2023年は開幕ローテーション入りを果たしたが、制球に苦しんで一時はリリーフに配置転換。最終的に17試合(72回1/3)を投じて5勝2敗、防御率3.86と前年を下回る成績に終わった。 150キロ超の直球と140キロ台のフォークボールは大きな魅力。ローテーションの一角に加わり、強力先発陣を築き上げたい。
髙橋遥人
・投打:左投左打 ・身長/体重:181cm/80kg ・生年月日:1995年11月7日 ・経歴:常葉橘高 - 亜細亜大 ・ドラフト:2017年ドラフト2位 エース級の投球を見せながらも、故障により2年間一軍マウンドから遠ざかっている髙橋遥人。2024年中の復帰が見込まれており、先発ローテーションに加われば大きな戦力となる。 亜細亜大から2017年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから一軍マウンドを経験すると、翌2019年には19試合(109回2/3)を投げ3勝9敗、防御率3.78とまずまずの数字を残した。 以降は故障により年間を通した活躍ができないシーズンが目立ったが、2021年は7試合の登板ながらも2完封を含む4勝2敗、防御率1.65と圧巻の投球を披露。 しかし、その後は3年連続で手術を受けるなど再び故障に悩まされ、2023年オフに育成選手契約となった。 それでも、すでにブルペンでの投球を再開しており、早期の復帰が待ち望まれている。故障前は圧倒的な数字を残していただけに、復活すれば他球団に脅威を与える存在となるだろう。