2023年も純烈を直撃!リーダー不在…ライブの全貌!あの時メンバーは何を考えていたのか
白川「今度の誕生日、ほしいもの何でも選んで。買ってあげる♡」 後上「ありがとうございます!」 ――先ほども白川さんがお話されていましたが、11月末、酒井さんが少しばかり休養されましたよね。リーダー不在という緊急事態を、白川さん、後上さん、岩永さんで乗り越えたわけですが…。 白川「そりゃあ、頑張らなきゃね! でも、楽しかったですよ。いつも以上にお客さんが盛り上げてくれて、僕たちを元気づけてくれて助けられました。もちろん、リーダーがいない寂しさはありましたけど、“3人はこういう人なんだよ”と個々をアピールすることができたと思います。特に岩永は、“頑張った!”と初めて胸を張って言えるコンサートになったかもしれないよね」 岩永「そんな、いつも頑張ってないみたいな……」 (メンバー爆笑) 白川「コンサートの冒頭、“こんばんは! 純烈です!”と、岩永が、これまで聞いたことがないくらい大きな声を張っていたんですよ」 岩永「急遽、リーダーが歌っている部分を、ごがみんと僕が担うことになったんですけど、“あれ? なんだったっけ?”と一瞬わからなくなっちゃうんですよ(笑)」 酒井「わかんないよね、人の歌詞だもん!」 後上「それで言ったら、福岡公演で白川さんもすごいことやってましたよね。もう8年くらい歌い続けている、純烈の良い曲シリーズ『言葉足らずのメロディ』の1番の歌詞を、2回同じまま歌ってました」 白川「でも、お客さんは大爆笑してましたよ(笑)」
――その間、酒井さんの心境は? 心配でしたか? 酒井「いや全然(笑)。“3人で生き生きとしてるんやろう”と思ってました。メンバーもスタッフもお客さんも、“よっしゃ! みんなで成立させたろう!”って気合が生まれて、マジックが起きたんじゃないかな? コンサートの後、SNSで皆さんの反応を見たら、喜びの声を多く確認できたので、安心しました。後から聞いた話によると、あの時の公演チケットを返金するお客様はほとんどいなかったそうなんですよ。本当にありがたい!」 ――素晴らしいファンの皆さんに支えられていますね。2024年1月6日(土)からは、新歌舞伎座開場65周年記念「新春 純烈公演」が控えています。 新グループ結成に向けた「セカンドチャンスオーディション」も楽しみです。 酒井「2023年でフルMAXだったつもりなんですけど、スケジュールを見ると、どうやら2024年の方がさらにスピードアップするみたい。でも、来年のことは何にも言われへん……。言えないことだらけなんですけど、とにかく2024年も、純烈はいろいろなことを仕掛けていく予定なので、楽しみにしていてください! ほんま、何にも言われへん…言えない…言えない……♪言えないよ~~」 と、その無念さを歌にのせた酒井さん。最後は“郷ひろみさんから伝授していただいた”というジャケットプレイを披露しながら、格好よく去っていったのでした。 【純烈 プロフィール】 2007年にグループを結成し、2010年「涙の銀座線」でユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。 2018年、結成から11年で「第69回NHK紅白歌合戦」初出場を果たす。 2022年をもって小田井涼平が卒業し、2023年1月1日より岩永洋昭が加入。現在のメンバーは、酒井一圭(リーダー)、白川裕二郎、後上翔太、岩永洋昭の4人。 2月には、14thシングル「だってめぐり逢えたんだ」をリリースし、10万枚を超える大ヒットを記録。「第74回NHK紅白歌合戦」で、6年連続「紅白」出場を果たす。 2024年1月6日(土)からは、新歌舞伎座開場65周年記念「新春 純烈公演」が開幕。 新グループ結成に向けた「セカンドチャンスオーディション」も待ち受けている。 「SHOW激!今夜もドル箱」(毎週火曜深夜0時 テレビ東京)にもMCとして出演中。「第56回年忘れにっぽんの歌」(テレビ東京)にも出演する。 (取材・文/水野春奈)