摩嶋一整「自分がその域に達したい」と“レジェンド”今成正和越えに意欲。今成は「どっちかが痛い思いをする」【RIZIN】
「RIZIN LANDMARK 8 in SAGA」(2月24日、佐賀・SAGAアリーナ)の前々日インタビューが2月22日、福岡市内で行われた。 今大会では当初、前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が摩嶋一整(毛利道場)を相手に再起戦に臨む予定だったのだが、来日不可となり“足関十段”の異名を持つ今成正和(今成柔術)が摩嶋と対戦する。 2人は2022年11月の「RIZIN LANDMARK 4」で対戦の予定だったが摩嶋がケガのため欠場し実現せず。思わぬ形で約1年3カ月ぶりにこの好カードが実現することとなった。 先にインタビューを行った今成は前回対戦予定だった際に立てた対策については「何を対策していたか覚えてない」、今回についても「まあ対策してもね(笑)。いつもと同じです」と煙に巻いた。 摩嶋の印象については「組みがすごく強い」と語り、試合展開については「どっちかが痛い思いをするんじゃないですかね」とのらりくらり。今回の試合のテーマとして「健康」を掲げた。
一方、摩嶋は「今成さんもレジェンド的なグラップラーで、足関節が得意な選手なので勝負したい。今成選手の足関節は“触れば(一本を)取れる”といわれているくらいなので一番警戒している。でも自分もグラウンドは得意なので、レジェンドを越えて、自分がその域に達したい」と同じグラップラーとして今成越えを狙う。 「決まったのが1週間前くらいなので、決まってからはそんなに対策はしていないが、決まった時に対策はしっかりしていたので、それは生かされるかと思う」とこちらは2022年に対戦が決まっていた際の対策が生かされるという見立て。試合展開については「今成選手は引き込んで足関節とかを狙ってくると思うので、それを恐れず、自分も極めに行きたいと思っている」と語った。 またケラモフ戦が流れたことについては「ケラモフ選手とはずっと戦いたい思っていて、勝てばタイトルに近づくと思っていたのでそれは残念だったが、ずっと準備してきたので誰が相手になっても大丈夫」と淡々と語った。