「最大の障害」は家賃、FRBのインフレ抑制で-利下げためらう理由
大統領経済諮問委員会(CEA)で1月までシニア政策エコノミストを務めていたアーニー・テデスキ氏は、楽観的な見方を若干後退させている。供給不足は長年の問題であり、在宅勤務の普及に伴い、より広いスペースへの需要が続く可能性があると指摘。高金利により、市場賃料が平均賃料に反映されるまでの時間が長くなっている可能性があるとみる。「金利が高いと、引っ越しが少なくなる。そのため、現状を判断する上で、新規契約が示すシグナルが今は少ないか、あるいは表れるのが遅れているかもしれない」と述べた。
(原文は「ブルームバーグ・ビジネスウィーク」誌に掲載)
原題:Rents Are Fed’s ‘Biggest Stumbling Block’ in Taming US Inflation (2)(抜粋)
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Matthew Boesler, Jennifer Epstein