「今日有休取ろうと思っていたのに、気づいたら残業」…“休暇恐怖症”の背景に“罪悪感”? 取り除く方法は?
海外と比較しても日本の有給休暇取得率は低い。香港108%、アメリカ92%に対し、日本はわずか63%だ。 この点について、ダイヤモンド・ライフ副編集長の神庭亮介氏は「実は日本は祝日が多い国。有休だけでなく祝日も合わせたトータルの休み日数は、諸外国と比べても少なくない」と指摘。そのうえで、有休取得で抱く“罪悪感”に関して以下のように述べた。 「私自身、不在にする際にはどうしても『周囲の負担を増やして申し訳ない』と感じてしまうが、特に管理職は、あまりその気持ちを表に出すべきではない。上司が休む際に『忙しい時に申し訳ないのですが……』みたいな言葉が出ると、部下にも罪悪感が連鎖してしまう。もちろん繁忙期など一定の配慮は必要だが、いちいち理由を説明しなくても『有休取ります』の一言で十分ではないか。働き方改革より大切なのは、休み方改革。職場全体で休みやすい雰囲気をつくっていくことが重要だ」 (『ABEMAヒルズ』より)