香取慎吾、草なぎ剛との約27年半ぶりのドラマ共演に喜び 香取が明かした不変の絆「友情がなかったらマジで断ってる!って」
俳優・歌手の香取慎吾(47)が7日、自身が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(毎週木曜 後10:00※初回15分拡大)の舞台あいさつに登場した。9日に第1話の放送を控える中、同回に俳優の草なぎ剛(50)が友情出演していることが発表された。2人が俳優としてテレビドラマで共演するのは、SMAPで活動していた97年に草なぎの初主演ドラマ「いいひと。」の最終回に香取が友情出演した時以来、約27年半ぶりとなる。 【場面写真】夢の共演!草なぎ剛×香取慎吾の2ショット 舞台あいさつには香取に加え、志尊淳、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香が出席。会場となった劇場の後方の扉から登場すると、観覧客は大盛り上がり。香取は手を振って客席からの声援に応えた。香取は自身の役柄について「ちゃんとこう、うざい圧のある男でよかったなと。怖いというかね。『ああ、最低だな』って僕も見ながら思えたんで。やっていても気持ちいいですよ」と話した。 舞台あいさつの終盤、草なぎが2023年の主演ドラマ『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)で自身が演じた主人公・鷲津亨(わしづ・とおる)に再び扮(ふん)し、ゲスト出演することが明かされた。 草なぎの出演について香取は「友情出演できてくれて、本当にうれしかった」としみじみ。「友というか家族のような存在の草なぎ剛にドラマが決まったことを伝えると『うわーまじでって』って椅子から転げ落ちるくらい喜んでくれて」と笑顔見せた。 また香取から草なぎ自身も出演することを伝えたそうだが、「その話をしたら『知らないけど!って』びっくりしてて」と回想。さらには草なぎは舞台中の上、撮影場所がかなり遠方だったこともあり「『友情がなかったらマジで断ってる!こんな舞台中にありえない!』って」と伝えられたことも明かし、2人の仲の良さがうかがえるエピソードを披露した。 草なぎもフジテレビを通じて香取にコメントを寄せ、「このたびは11年ぶりのフジテレビ連続ドラマ主演、おめでとうございます。主題歌も慎吾ちゃんが歌うそうで、お芝居からも、歌声からも放たれる、慎吾ちゃんの周りの人をハッピーにするオーラが、世の中を元気に明るく勇気づけてくれると思うので、本当に楽しみです。たくさんのパワーが画面から飛び出してくるような、そんなすてきなドラマになることを願っています。いつもそばにいる僕からすると、本当に鼻が高いです。最後まで頑張ってください!」と語った。 同作は、人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの“最低男”が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことになるというストーリー。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込みながら、“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となる。