カメムシ捕獲器「へこきむし」開発 ポイントは「天井につるす場所」 カメムシの習性をいかしてどこにつるす?
自宅で大変な思いをしたことから開発を思い立った大野社長ですが…実は、会社は林業機械のメーカーでまったくの畑違い。 当初は、機械の展示会で配るノベルティにしようと考えていたとのこと。 ところが… WEST 大野憲一 代表取締役 「いろんな社長と話していくと、『お前これ売れるぞ』となってきて、だんだんだんだん売る方向に路線が変わってきた」 開発でもっとも苦労したのが粘着面の強度。強すぎるとカメムシがパニックとなり臭いを発してしまう、弱すぎると逃げられる…。 ようやく絶妙な粘着力に辿り着きました。 そして、商品性能とは別に記者が気になったのはこのパッケージのイラストです。 WEST 大野憲一 代表取締役 「バボーンていう村長さんみたいな立場の人です」 「それぞれに名前がある?」 「はい」 「人間年齢で201歳ですね、この人は。おならバボーン、おならをバボーン(笑)考えたらおもしろいでしょ」 なんともゆる~いキャラクターたち。 それぞれに名前がついていてその数、18匹!しかも、性別や年齢、出身地に性格なども設定されているというから驚きです。 WEST 大野憲一 代表取締役 「上にカメムシの死骸があるというイメージを払拭したいというところもあって、見てて楽しいものがあったらおもしろいよねって」 ちみなみにキャラクターを考えたのは社長、ですよね? WEST 大野憲一 代表取締役 「これはミスターKという人が、ミスターKなんですよ」 「Q:ミスターKはこれをなんで作ろうと思ったんですかね?聞いてますか?」 「ちらっと聞いてみたんですけど、おもしろいものがあればいい、楽しかったらいい、そういうことを書きたいとおっしゃってました」 社長、いやミスターKの遊び心も盛り込まれた新商品「へこきむし」。 大きさ別に「ミニ」「ナイス」「レギュラー」の3種類があり現在、「ミニ」と「ナイス」が発売中です。
山陰放送