伯州綿の魅力をPR 境港で「てぬぐいひらひら2024」
伯州綿の魅力をPRする「てぬぐいひらひら2024」(境港市主催)が2日、同市花町の海とくらしの史料館で始まった。伯州綿を使った「境港手拭(てぬぐい)」や全国各地のご当地手拭いの展示販売などが行われている。3日まで。入場無料。 境港手拭の商品化を契機に始まり、今年で8回目。初日はあいにくの天気だったが、史料館中庭には福島から長崎まで各地の特産や名所をデザインした約120種の手拭いが一堂につるされ、雨空を彩った。 境港手拭の新作「海底エコパラダイス」は、同市花町のまつぼっくり事業所の利用者が境港の海をイメージして描いた絵を基に山陰パナソニックがデザイン。イカを中心に描いた大胆でポップなイラストが来場者の目を引いている。 祖父母と訪れた中浜小4年の木村煌さん(9)は伯州綿の綿繰りを体験し、手拭いの人気投票に参加。「綿くり機を回すと種が取れるのが面白かった。天気が良くなれば、明日も来たい」と話した。 会場では、上道小と渡小の3年生が伯州綿和紙で制作したうちわの展示や、手織り雑貨やスイーツなどを販売するマルシェも開かれている。
日本海新聞