開幕白星を逃したレアル指揮官は“守備バランス”の欠如に「基本的なことだが、今夜はチームが理解していなかった」
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、18日のマジョルカ戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。 【ハイライト】開幕白星を逃したレアル・マドリード チャンピオンズリーグ王者として迎えた15回目の夏、ついにFWキリアン・エンバペを獲得するに至ったレアル・マドリードは、手始めにUEFAスーパーカップを制覇。そして、連覇が懸かる2024-25シーズンのラ・リーガに足を踏み入れた“白い巨人”は、開幕節でマジョルカと対戦した。しかし、FWロドリゴの先制点を勝ち点3に結び付けられず、1-1のドロー。FW浅野拓磨やFWヴェダト・ムリキが躍動した新体制のマジョルカに苦戦を強いられていた。 試合後、シーズン初勝利を逃したアンチェロッティ監督は「我々は良いスタートを切り、リードを奪うことができた。2点目を決めるチャンスもあったはずだ。ただ、後半は(攻守の)バランスを欠いてしまった。それによって、負けていた可能性もあっただろう。良い試合ではなかったし、もっと守備をしっかりしなければならない。我々はとても攻撃的なチームだけど、守備のバランスを保つことは基本的なこと」としつつ、「これはチーム全体の問題だが、今夜はチームが理解していなかった。マジョルカは守備面で、我々よりも非常に優れていたよ。このドローは、正しい結果」と反省点を強調した。 また、FWヴィニシウス・ジュニオールとエンバペの関係性にも言及。同試合では、両選手とも左サイドでプレーする時間帯もあったが、アンチェロッティ監督は「彼らは時々ポジションを変えていた。エンバペが中央寄りでプレーするなら、もうひとりが左サイドを埋める必要がある。それは、特別なプランとかではない」と説明している。 ドロー発進となったレアル・マドリードの次戦は25日、第2節でバジャドリードと対戦する。
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