クリミア攻撃で4人死亡 ロシア、駐米大使呼び出し抗議
【モスクワ、キーウ共同】ロシア国防省によると、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島セバストポリで23日、米国が供与した地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」によるウクライナ軍の攻撃があった。地元市長によると、子ども2人を含む4人が死亡、150人以上が負傷した。ミサイルの破片が砂浜に落下した。 ロシア外務省は24日、米国のトレーシー駐ロシア大使を呼び出し「米国は最新兵器をウクライナに供給し(ロシアとウクライナの)対立の事実上の当事者となった」と非難。必ず報復措置を取ると警告した。 ロシア国防省はATACMS5発が使用され、4発を迎撃したと発表した。