高知県教育長「AEDの操作など具体的な実技研修を」来年5月めどに小学校教師の研修会
高知さんさんテレビ
高知市の小学生が水泳の授業中に亡くなった事故を受けて、高知県の長岡教育長は小学校の教師を対象に安全管理に関する研修会を実施することを明らかにしました。 7月に長浜小学校4年の男子児童が水深がより深い南海中学校のプールで行った水泳の授業中に溺れて亡くなりました。 この事故を受けて、県教育委員会は来年5月をめどに、国の指針よりも一歩踏み込んだ「水泳授業の安全対策の指針」を独自に作成し、各市町村の教育委員会に示すことにしています。18日の定例会見では新たな取り組みの実施が明らかになりました。 長岡幹泰教育長: 「来年度からは小学校心肺蘇生法やAEDの操作、こういったことの具体的な実技研修を行っていきたい」 研修会は来年5月をめどに、県独自の安全対策の指針を使いながら4回ほど実施。プールで教師が児童を水から引き上げる方法を確認したり、児童が2人1組になって互いに相手の安全を確かめる「バディシステム」の実施方法などを学びます。
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