ふるさと納税品にカビ毒小麦 岩手「花巻産そうめん」
岩手県産小麦の一つ「ナンブコムギ」からカビ毒が検出された問題で、岩手県花巻市は7日、ふるさと納税品のそうめんに、該当するナンブコムギが使用されていたと発表した。市は同品の発送を停止し、寄付金の返金や代替品を送る手続きを進めている。これまでに健康被害などの報告はないという。 市によると、該当のナンブコムギが使用されていたのは、7月14日以降に発送された「花巻産南部小麦そうめん」で、賞味期限が「2025年5月」と表示されている。既に334件発送したが対象者には連絡済み。 市は寄付金計約390万円を返金もしくは、同市の別の返礼品を代替品として送る対応を取るという。