リチウムイオンバッテリーを活用!山善がバッテリー家電シリーズ「ELEIN」で提案する生活とは
暮らしに身近な生活家電を多彩に世に送り出している山善が、新たな家電ブランドとして発表した「ELEIN(エレイン)」が話題を呼んでいます。 【もうひとつの目玉、ポータブル電源を見る】 これは同社がリチウムイオンバッテリーパックを中心に展開しようとするオリジナル家電シリーズ。例えばマキタやブラックアンドデッカー、BOSCHなど電動工具の分野では、共通仕様のバッテリーパックを複数の工具で共用できるようになっていますが、この「ELEIN」ではそうしたシステムを生活家電に応用するもの。 共用可能なバッテリーパックと対応家電、さらに屋外での家電使用に活躍する大容量ポータブル電源とソーラーパネルをラインナップに加えることで、防災や環境に対する意識の高まりに応えます。
日常使いから非常時まで頼れる大充実のラインアップ
製品化第一弾として6月上旬より登場するのは、バッテリーパックと専用充電器、対応家電、それに大容量のポータブル電源とソーラーパネルを合わせた計16アイテム。まずシリーズの核となる「YBD-5A」(1万2100円)は、本体サイズ120×73×77mmで重量670g、DC18V 5Ah 90Whのリチウムイオンバッテリーを搭載した共用バッテリーパック。 同時発売の専用急速充電器「YBC-3A」(3300円)を使用することで、約2時間でフル充電状態にすることが可能です。基本的には後述する対応家電の電源として使うものですが、本体搭載のUSB Type-C出力を使ってスマホなどのデバイスに直接給電することも可能。秋以降には、4つのバッテリーパックを同時に充電できる「充電ステーション」(オープン価格)の発売も予定しています。 対応家電として登場するのは、コンパクトクーラー 「YBC-C04」(6万9795円)、扇風機「YBF-A20」(1万10円)、工場扇「YBF-B40」(1万1880円)、保冷温庫「YFR-DC90」(4万2220円)、「YFR-DC250」(5万5440円)、「YFR-DC350」(6万6440)の4種類6製品。クーラーや扇風機、工業扇は電源の確保しにくい場所で涼をとったり換気するのに便利だし、-18℃から60℃まで対応できる保冷温庫はアウトドアでのレジャーや車中泊に重宝。室内での日常使いにもアウトドアにも似合う、ニュアンスの効いたくすみブルーも魅力です。 このほかリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載したポータブル電源として定格出力600W・容量409.6Whの「YPB-RS600」(7万1940円)、1200W・1024Whの「YPB-RS1200」(14万2220円)、2400W・1792Whの「YPB-RS2400」(22万円)の3モデル。さらにこれらを太陽光で充電するためのソーラーパネルとして「YSP-M60」(1万9800)、「YSP-M100」(3万910円)「YRSB-M75」(4400円)、「YRSB-M100」(5500円)をラインナップ。 特にハンディサイズのソーラーパネル「YRSB-M75」「YRSB-M100」は四隅に設けられたハトメ穴を使って好きなところに設置できるユニークなもの。環境にやさしい太陽光発電を上手に使いこなして屋外での活動を快適にしましょう。
<文/&GP>