区長選で「買収の意図なかった」柿沢未途議員が後援会宛てに文書
日テレNEWS NNN
東京の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反事件で、柿沢未途衆議院議員が区議への現金配布について、後援会宛てに、「買収の意図はなかった」などと説明する文書を送っていたことがわかりました。 東京地検特捜部は、4月の江東区長選挙で、木村弥生前区長を支援した柿沢議員の地元事務所などに家宅捜索に入りました。 この捜査に関し、柿沢議員は、後援会向けに自身の見解を記した文書を送っていたことがわかりました。 文書では、木村前区長が動画投稿サイトに掲載した有料広告について「『動画配信が有効であるようだ』という話をしたものの、動画の作成自体に、私は関わっておりません」としています。 また、区長選前、一部の地元区議に現金20万円を渡したことについては、「陣中見舞いとして領収書もいただいており、買収の意図はなかったことは明らかだと思います」としたうえで、「地元の支持基盤を強化するための『地盤培養行為』として行ったもの」などと説明しています。