「裏切る形になってしまった」侍・戸郷翔征が負った“責任”と重圧…国際大会で感じた怖さ「僕以外みんな頑張ってくれた」
侍ジャパンの戸郷翔征が11月24日、東京ドームで行われたプレミア12の決勝戦で5回、台湾打線につかまった。先制ソロと3ランの2被弾で4点を奪われ、5回7安打4失点で降板。敗戦投手となった。 【プレミア12写真】侍ジャパンが宮崎-名古屋で始動、決戦の舞台へ 戸郷は試合後「みんなのおかげで決勝にこられたけどすごく悔しい結果になってしまった。優勝する気でいましたし、世界一を獲りたいっていう思いで井端さんに話をいただいたんで、それをちょっと裏切る形になってしまった。ちょっと申し訳ないですけど、また来シーズン、まだまだ僕の戦いっていうのは終わらない。この悔しさをバネにしてやっていければ」と、悔しさを押し殺して前を向いた。 連覇に挑んだ今大会。全勝で決勝まで勝ち進んできたが、最後の最後で敗れた。「重圧も感じました」という戸郷は、「ファンの方も連覇というのを期待していたと思う。それに応えられなかったのは悔しいですし、僕以外みんな頑張ってくれたので、まだまだ僕自身もそうですし、成長していかなければいけない」と、今後の成長の糧にすることを誓った。 「本当に1球の怖さだったりというのは僕自身も感じましたんで、来シーズンに向けてもそうですし、次のWBCで選ばれるように、世界大会の借りっていうのは世界大会でしか返せない。まだまだ精進していきたいなと思います」 2023年のWBCを経験したが、このプレミア12で国際大会の怖さをあらためて知った。戸郷自身、決勝の舞台で期待に応えられなかったという悔しさを胸に秘め、2026年のWBCでは必ずやリベンジする。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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