ムネリンのハチャメチャ英語動画が話題に。地元紙「世界を喜ばす男」と報道
シカゴ・カブスの川崎宗則は、3Aのアイオワからメジャーに昇格、即、6日(日本時間7日)のブルワーズ戦で、4-12で迎えた九回一死二塁に代打で出場した。川崎は、外角低めに入った初球の速球をレフト線へ快打。タイムリー二塁打で今季初打点を挙げた。 さっそく地元のメディアは、この活躍を大々的に報道。カブスの公式ホームページでは、「川崎宗則がメジャーに戻って二塁打を放ち、キスを振りまいた」という記事を掲載。川崎がタイムリーの二塁打を放ったあと、誰にともなく指を差している写真とキスを振りまいている動画とともに「(4月に2試合と7月に1試合の)3試合を除いて、川崎は2016年シーズンのほとんどを3Aのアイオワ・カブスで過ごしていた。しかし火曜日(6日)に大リーグのロスター枠が広がり、カブスは内野手の彼を昇格させた。世界を喜ばせることができる川崎は、ブルワーズとの試合が行われるミルウォーキーに到着した。そしてレポーター達は、彼にマイナーでの生活がどうだったか尋ねた」と伝えた。 そして同ホームページのベテラン記者キャリー・マスカット氏の「川崎は、マイナーでの生活がどうだったか聞かれ、『英語とスペイン語』と答えた」と綴ったツイッターを紹介した。 さらに「ムニ(Muni。川崎のこと)はメディアとの会話を楽しんでいたと同時に、状況に応じたバッティングの練習もしていたはずだ。なぜなら火曜日の試合の九回に、彼は二ヶ月ぶりに見た大リーグの投手の初球を適時二塁打にした。そして、この動画を見てくれ。彼は誰にともなく投げキッスを振りまいた」と、付け加えた。川崎の人気キャラを象徴するかのように「カブスは5-12で試合に敗れたが、川崎は打率5割、出塁率5割、長打率7割5分でカブストップだ!」と、ユーモアあふれる内容で記事はまとめられていた。 実は、川崎が7月にメジャーに昇格した時、シカゴ・トリビューン紙は、「才能よりも経験」と見だしがつけられた同記事で、「ルーキーのジェイマー・キャンデラリオ内野手はアイオワに降格となり、ベテラン内野手の川崎が昇格したのは経験があるから」と冒頭で述べ、「キャンディ(キャンデラリオ)には、まだ味つけが必要」とのジョー・マッドン監督のコメントを紹介した。