ドジャース・大谷翔平、日本人選手初の『30-30』達成 マルチ安打&自身初1試合3盗塁の大暴れ
◆ 日本人選手初の『30-30』達成 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間3日のアスレチックス戦に「1番・指名打者」でフル出場。自身初の1試合3盗塁を記録し、『30本塁打&30盗塁』を達成した。 アスレチックス先発はルーキー右腕スペンス。初回の第1打席は四球を選んで出塁すると、2番テオスカー・ヘルナンデスへの初球で二塁を陥れ、今季29個目の盗塁に成功。さらに中飛の間に三塁へ進んだが、得点には繋がらなかった。 3回表、一死一塁での第2打席は、カウント1-2から内角低めボールゾーンへ落ちるスライダーで空振り三振。5回表の第3打席は、カウント2-0から真ん中付近のカットボールを捉え、二塁手強襲の内野安打を放った。 7回表に第4打席は3番手左腕アレクサンダーと対戦。カウント3-1から外角低めの際どいシンカーを見送って一塁へ歩きかけるも、球審の判定はストライク。フルカウントとなり、再び外角いっぱいのシンカーで見逃し三振に倒れた。 9回表の第5打席は5番手左腕ミュラーと対戦。カウント1-1から外角低めのスライダーを弾き返し、中前安打で出塁。続くテオスカー・ヘルナンデスへの2球目で再び二塁を陥れ、30盗塁の大台に到達。さらに代打アメド・ロサリオの打席で三盗を決め、今季31個目の盗塁に成功。相手二塁手の失策の間に本塁へ生還した。 大谷の安打から打者一巡の猛攻で6点を加え、二死一塁で再び打席入り。第6打席はフルカウントから真ん中付近のフォーシームで見逃し三振に終わった。 この試合の大谷は5打数2安打、1四球、3三振、3盗塁という内容。5試合ぶりのマルチ安打を記録し、今季成績は打率.309、OPS1.027に上昇。ドジャースの選手としては2011年のマット・ケンプ以来13年ぶり、史上4人目の『30-30』達成を果たした。
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