「良い焼き物をお届けしたい」深川製磁で仕事はじめ 新年の伝統行事 "くるまおろし"【佐賀県有田町】
サガテレビ
有田町の陶磁器メーカーで、新年の伝統行事「くるまおろし」が行われ、今年一年、良い焼き物づくりができるよう祈願しました。 「くるまおろし」は、有田町の深川製磁で創業以来1894年から130年ほど続く新年の伝統行事です。 「くるま」とは「ろくろ」のことで、くるまおろしは、年末に神棚に収納したろくろを新年の仕事場におろすという意味があります。 本格的な仕事始めとなる7日は、関係者10人が今年一年、良い焼き物づくりができるよう祈願しました。 【深川製磁 深川真樹生さん】 「使う方・見ていただく方の心に触れるような、また寄り添うような焼き物づくりというのを心がけている。この思いを胸に、いい焼き物を作ってしっかりお届けしたい」 7日午前は、神事のあと早速ろくろ師が花瓶を制作しました。
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