無人駅ににぎわいを!空きスペースに日替わり飲食店 福岡・久留米市
テレQ(TVQ九州放送)
無人駅の使われていないスペースを活用しにぎわいを生み出そうと久留米市の駅にシェアキッチンがオープンしました。 12月24日、多くの人でにぎわったJR久大線の南久留米駅。駅舎の中にシェアキッチンがオープンし開業イベントが開かれました。ここにはフランス料理店やパン屋など地元の5つの飲食店が日替わりで入るんです。にぎわう駅ですが、実は利用客の減少が続き駅員が常駐しない無人駅です。11月の駅の様子を見てみると、12月24日とは大違い!人けがなく寂しさを感じます。開業初日のイベントがあったとはいえにぎわいの場となった駅。JR九州は、無人駅などの使われていないスペースを有効活用するプロジェクトを進めています。 JR九州 福田健一さん 「まずは地域作りをしっかりしてにぎわいを作っていくことが大事。地域の人に普段から利用してほしい」 JR九州管内では2024年現在、全571駅のうち半数を超える336駅が無人駅で、利用客の減少が続くなか、地元の人をどう呼び込むかが課題となっています。南久留米駅では、利用されなくなった駅員の事務室を有効活用。空虚で寂しい雰囲気だった部屋が1カ月の時をへて明るいシェアキッチンに変身しました。この日は、パン屋が入り客を楽しませました。 JR九州 福田健一さん 「にぎわい作り、温かい空間、人の居る空間を生み出すことを狙っている。今回南久留米駅でオープンさせたがチャンスがあれば拡大していきたい」
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