湘南は池田のゴールを逃げ切って首位町田を撃破。磐田は途中交代の”山田&古川”のゴールで鹿島に逆転勝ち | 8月11日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】11日、明治安田J1リーグ第26節、J2リーグ第26節の計11試合が行われた。 ●【動画】ジュビロ磐田×鹿島アントラーズ|ハイライト
11日、各地でJ1、J2が行われた。 8試合が行われたJ1では、下位チームが健闘を見せた。 FC町田ゼルビアと湘南ベルマーレの一戦は、町田が前半はサイドからのクロスやセットプレーを活かし、チャンスを作ったものの、スコアレスで折り返すと、後半は湘南ペースに推移。48分には、MF田中聡の縦パスを受けたMF池田昌生がうまくターンして冷静にフィニッシュ。湘南が後半立ち上がりに先制した。このまま湘南がつけ入る隙を与えず、無失点で逃げ切って5試合負けなしに。一方の町田は、首位の座こそ守ったが、3試合勝ちなしとなった。 エコパスタジアムで行われたジュビロ磐田と鹿島アントラーズの一戦では、磐田がコンパクトな守備で鹿島にボールを握られながらも耐える時間帯が続くと、38分にはFW鈴木優磨にPKを沈められ、先行を許す展開に。だが、65分にMF古川陽介とMFジョルディ・クルークス、76分にMF山田大記がピッチに入ると、77分、まずは山田がジョルディ・クルークスのクロスをうまく合わせて同点。そして89分には、MF植村洋斗のクロスを古川が押し込んで逆転。途中交代の二人が結果を残し、劇的な逆転勝ちで6試合ぶりの勝利を手にしている。一方の鹿島は、3試合ぶりの黒星で首位との勝ち点差を縮められなかった。 その他、上位勢では、柏レイソルと敵地で対戦したガンバ大阪は、立ち上がりこそ主導権を握ったが、徐々に柏に押し込まれる展開が続いて、GK一森純の好セーブなどで無失点で終えたが、勝ち切ることはできずにドローに終わった。一方でホームにセレッソ大阪を迎えたサンフレッチェ広島は、粘り強い守備でスコアレスでゲームを進め、63分にピッチに入ったMFトルガイ・アルスランが78分に先制点をマークすると、85分には追加点も奪う活躍で4連勝を飾り、3位に浮上している。好調の横浜F・マリノスと対戦したヴィッセル神戸は、前半にCKからDFエドゥワルドにヘティングを決められ、リードを許したが、前半終了間際にFW武藤嘉紀のPKで追いつくと、65分には再び武藤が決めて逆転勝ちを収めている。 FC東京と川崎フロンターレによる”多摩川クラシコ”は、15分、20分とFW山田新の立て続けのゴールでリードした川崎Fが後半にはDF高井幸大がセットプレーからゴールを奪い、ダメ押し。リーグ戦では3試合続けて3得点を奪う快勝で連勝を「3」に伸ばしている。 その他、名古屋グランパスが立ち上がりのFWパトリックのゴールを逃げ切って東京ヴェルディを下し、新体制での初陣となったサガン鳥栖は、浦和レッズに先制を許したものの、84分にFWマルセロ・ヒアンのPKで追いついて勝ち点1を獲得している。 3試合が行われたJ2では、モンテディオ山形が後半に生まれた途中出場のFW高橋潤哉のゴールを逃げ切ってリーグ戦で5試合負けなしと好調だった徳島ヴォルティスを下したほか、大分トリニータとロアッソ熊本の一戦は、熊本がオウンゴールで先行したが、大分が87分にMF保田堅心のゴールで追いつくと、後半アディショナルタイムにはDFペレイラのゴールで逆転。終盤の劇的な逆転劇で大分が勝利を収めている。ブラウブリッツ秋田は、後半立ち上がりの2ゴールで降格圏の鹿児島ユナイテッドFCを下し、ホームで勝利を掴んでいる。 ■8月11日開催 結果 ・J1第26節: 町田 0-1 湘南 広島 2-0 C大阪 柏 0-0 G大阪 FC東京 0-3 川崎F 磐田 2-1 鹿島 名古屋 1-0 東京V 鳥栖 1-1 浦和 横浜FM 1-2 神戸 ・J2第26節: 秋田 2-0 鹿児島 山形 1-0 徳島 大分 2-1 熊本